人生でかかるお金はいくら?ライフイベントごとにまとめてみた

しば
しば

自分の人生ってどれぐらいお金が必要なんだろう?

結婚とか子育て、介護とかお金かかりそうだが……。

こんな疑問にお答えします。

人生にはお金のかかるライフイベントがいくつか存在します。

結婚だったり、子育て、親の介護だったり様々ですが、どれも共通して言えるのは急に用意できる金額ではないということ。

少なくとも僕は、「明日の朝までに結婚資金と新婚旅行のお金を用意して」と言われると困ります。

ですので、そんなことにはならないように、お金のかかるライフイベントを把握しておき、事前に必要なお金は準備する必要があるわけです。

この記事では、各ライフイベントの内容と大体いくらぐらい必要かをまとめました。

ぜひ、「自分の場合はいくらぐらい必要かな?」というのを考えながら読んでみてください。

記事の内容
人生におけるライフイベントで必要なお金の目安
目次

ライフイベント①|結婚(新婚旅行込み)

結婚式は、基本的に人生で一度きりということもあり、盛大に行われることが多く、費用も高めです。

新婚旅行込みで大体500万円ぐらいが平均とされています。(参考:ゼクシィ新生活準備調査 2016

地域によっても特色が出やすいので、自分の住んでいる地域の相場を聞きながら、見積もっておくと、安心です。

ちなみに結婚費用は年々増加している傾向にあるので、親の世代に相談すると、想定よりも少ない費用で回答が返ってくるかもしれません。

結婚にかかるお金

結婚にかかる費用はおおよそ以下です。新生活で引っ越しなどする場合は、新生活費用が上乗せされるイメージですね。

項目平均額
結婚式480万円
結婚指輪40万円
新婚旅行75万円
新生活費用50~100万円
参照:ゼクシィ新生活準備調査 2016
ユウシオ
ユウシオ

お祝儀なんかで200万円ぐらい返ってくることもあるから、自分の場合はどうかをしっかり考えてみてね!

ライフイベント②|出産

出産は病気ではないので、健康保険がきかず、思ったよりお金がかかります。

ただ、最近は出産育児一時金や妊婦検診の無料券の支給など、国のサービスもあるのでうまく活用しましょう。

出産育児一時金は申請すれば42万円貰えます。

出産にかかるお金

項目平均額
妊婦検診5~10万円
出産約60万円
ユウシオ
ユウシオ

男性は「出産ってこんなに高いん!?」って思ったと思うけど、子供産むってそれぐらい大変なことなんだよ。

ちゃんと出産育児一時金や妊婦検診無料券を活用して、奥さんを経済的に支えてあげよう。

ライフイベント③|子育て

子育ては、人生のの中でもお金のかかるイベントの1つです。

私立なのか公立なのか、理系なのか文系なのかで、必要な費用もだいぶ変わってくるので注意が必要です。

やはり親としては、お金を理由に子供の選択肢を狭めたくはないですよね?

幸いなことに、児童手当や奨学金、学資保険を利用すれば、ある程度の選択肢は出てくるので、制度をうまく活用しましょう。

費用ばかりに注目せず、子供の将来や適性もあわせて計画することがポイントです。

子育てにかかる費用(1人当たり)

項目私立公立
幼稚園
146万円69万円
小学校853万円183万円
中学校388万円135万円
高校290万円115万円
大学690万円518万円
参考:教育費に関する調査結果
ユウシオ
ユウシオ

理系なんかだと大学院の費用も掛かったりするので、大学費用は1.5倍ぐらいかかるよ。

ライフイベント④|車の購入

車の購入も人生における大イベントですよね。

車のグレードにもよりますが、一般的に普通車なら新車で300万ぐらい。軽自動車や中古なら100万から200万でも買えるでしょう。

また、購入後も車検代や駐車場代、自動車税、保険代、ガソリン代などがかかってくるので、車本体の代金以外も考えておきましょう。

 軽乗用車コンパクトカー(1.5L)Lクラスミニバン(2.5L)
自動車税10,800円30,500円43,500円
重量税12,300円16,400円16,400円
自賠責保険12,422円12,806円12,806円
任意保険80,000円85,000円90,000円
点検費用15,000円18,000円20,000円
車検費用25,000円30,000円35,000円
駐車場料金144,000円144,000円144,000円
ガソリン・軽油代83,148円103,836円138,528円
概算年間維持費382,670円444,542円501,734円

ちなみに、税金や保険などの維持費は本体代金の10~20%ぐらいかかると考えておけば計算しやすいですよ。

車の購入にかかるお金

項目費用
車本体約100~300万円
税金や保険本体の10~20%の費用
ユウシオ
ユウシオ

車の寿命は10年ぐらいだから、4台ぐらいは買い替えるつもり考えておこう。だから車の本体代は×4倍だね。

利用頻度によっては、レンタカーやカーシェアリングサービスもおすすめだよ。

ライフイベント⑤|住宅の購入

住宅の購入は、多くの人にとって人生で一番大きい買い物です。

一括で購入する人は少ないので住宅ローンを組んで購入することになります。

値段は新築なのか中古なのか、土地があるのかなどでかなり変わってきますが、目安としては、注文住宅だと4000万円ぐらいで建売だと3300万円ぐらいのようです。(参照:ホームズ「一軒家はいくらで買える? 購入や維持にかかる費用を考えよう」

そのほか、保険等の諸費用もかかるので慎重に検討しましょう。

ちなみに、年収の5~6倍ぐらいまでが住宅購入費の上限とされています。

住宅の購入にかかるお金

項目費用
新築マンション物件価格+諸経費(物件価格の3~5%)
中古マンション物件価格+諸経費(物件価格の6~13%)
新築・中古一軒家物件価格+諸経費(物件価格の6~13%)
ユウシオ
ユウシオ

住宅は賃貸で済ませるという手もあるよ。賃貸の方が高くつく可能性はあるけど、引っ越しの手軽さなどの利便性を取るという選択もあるからね。

ライフイベント⑥|親の介護

これは意外と盲点かもしれませんが、親の介護もそれなりにお金がかかります。

まだまだ先とか思ってても、意外と急に介護が必要になったりするので要注意です。

兄弟姉妹がいる場合は、分担できることもありますが、基本的に近くに住んでる人が一括で介護をやると思っておいた方がいいです。

また介護のやり方でも値段が変わってくるので、気を付けましょう。

介護施設にお任せするのか、自宅での介護にするのかでも変わってきます。

例えば、有料の介護施設にお任せすれば1月当たり17,000~23,000円ぐらいの金額がかかります。

自宅で介護するにしても介護用ベットやリフォームが必要になることもあります。

想定よりもかかると思った方がいいのが、「介護費用」なのです。

親の介護にかかるお金

項目費用
介護施設1月当たり17,000~23,000円ほど
自宅介護初期費用として80万円~(その他通院費等が月々3万円~)
参照:ベネッセ「介護にかかる費用の実際」

ライフイベント⑦|自分の老後生活

老後を安心して過ごすためには、老後生活の準備も必要不可欠です。

定年退職後は年金が主な収入源となりますが、今の若い世代はほとんど貰えない可能性も視野に入れておきましょう。

また、老後になっても子供の出産祝いや孫の結婚祝い、突然の病気など出費はたくさん出てきます。

想定外の事態に対応するためにも、多めに貯金をしておきましょう。

自分の老後生活にかかるお金

項目金額(1か月あたり)
年金などの収入約17.6万円
支出約24.7万円
※世帯2人以上の平均
ユウシオ
ユウシオ

今後は年金がもっと少なくなって、もっと収支が釣り合わなくなるから、若いうちからしっかり貯金していく必要があるよ。

まとめ:人生でかかるお金はいくら?

今回は、人生のライフイベントでかかるお金についてまとめていきました。

意外とお金がかかると感じた方もいれば、思ったより安いと思った方もいるかもしれません。

ただ大事なのは、先にかかるお金に悲観してあきらめてしまうのではなく、どう対処していくかを計画することです。

幸い今の世の中は、制度やサービスをうまく活用することで、対応できるイベントが多いです。

また、投資や副業など、本流の仕事以外で稼ぎを増やすという手段も取り得るので、あまり悲観せずじっくり対処していきましょう。

このブログでも、そんなお金の話を今後もどんどん出していくので、ぜひ参考にしてください。

今回は以上です。お疲れさまでした。

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この記事を書いた人

化学系社会人博士。本業で車両制御ソフトの開発しながら、投資やブログを趣味として嗜んでます。コアとしてインデックス、サテライトとして個別グロース株、仮想通貨を入れるコアサテライト戦略を取ってます。FP2級持ってますが、あまり役に立たないことが分かりました。

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