- インデックス投資は入金力がすべてって本当?
- 入金力を上げるにはどうすればいい?
この記事では上記のような疑問にお答えします。
インデックス投資をやってきて思うのが、入金力がすべてということ。
実際、SNSでも「インデックス投資には入金力が必要」という声をちらほら見かけます。
インデックス投資自体は少額でも出来る投資ではありますが、実態はどうなのでしょうか?
この記事では、なぜインデックス投資に入金力が必要なのかと入金力を上げるために出来ることを解説していきます。
- インデックス投資が入金力勝負である2つの理由
- 適切なインデックスファンドの利回りは大差なく、ファンド選びでは差がつかないため
- 投資期間は増やせないため
- インデックス投資の入金力を高めるための活動も必要
- 支出を減らす
- 家計の可視化
- 固定費の見直し
- 収入を増やす
- 転職活動を行う
- 本業収入を上げる
- 副業を行う
- ポイ活をする
- 支出を減らす
結論|インデックス投資が入金力勝負である2つの理由
インデックス投資において入金力は極めて重要です。
入金力が重要とされる理由は以下の2つ。
- 適切なインデックスファンドの利回りは大差なく、ファンド選びでは差がつかないため
- 投資期間は増やせないため
以下では、「インデックス投資の資産増加に影響を及ぼす要因」を考えていき、その要因から導かれる上記2つの理由について解説していきます。
前提|インデックス投資の資産増加に影響を及ぼす要因
そもそも、インデックス投資の資産増加速度を決定づける要因には何があるのでしょうか?
一般に、インデックス投資の資産増加は下記の式で表現されます。
形成される資産額 = 元本 ×(1 + 年利)保有年数
たとえば、元本100万円を年利5%で10年間運用した場合は以下の計算になります。
形成される資産額 = 100 ×(1 + 0.05)10 = 162.8895 ≒ 163万円
投資元本が100万円であるのに対して、形成資産額は163万円なのでプラス63万円ですね。
このとき、式を見てほしいのですが、式の中の数字で変動させられる値(変数)は「元本」「年利」「保有年数」の3つになります。
つまり、僕たちがインデックス投資で形成する資産額をコントロールするには「元本」「年利」「保有年数」のどれかをいじるしかないわけで、取りえる手段は以下のどれかということになります。
- 元本:入金力を上げる
- 年利:利回りの高いファンドを選ぶ
- 保有年数:投資期間を増やす
適切なインデックスファンドの利回りは大差なく、ファンド選びは差がつかないため
上で書いたように、インデックス投資で形成する資産額を増やすには、利回りの高いファンドを選んでやる必要があります。
しかし、適切なインデックスファンドの平均利回りは原理的にある程度の利回りに落ち着くとされており、ファンド間での差はつきにくいです。
もちろん、利回りの高いファンド(例えば、先物ファンドとか)は存在はしますが、「長期・分散・積立」を前提としたファンドではないため、一般的にイメージされるインデックス投資の投資対象としては不適切です。
インデックス投資に最適なファンドから選ぶとなると、平均利回りは4~6%程度に収束するでしょうから、ファンド選びで加速的に資産を増やせるかというと難しいというのが現実です。
投資期間は増やせないため
インデックス投資で形成する資産を増やすための他の手段として、投資期間を増やすというのもあります。
ただ、こちらも僕たち投資家がどうこうするのは難しいでしょう。
もちろん、将来の投資期間を多めに確保ことはできますが、それは投資期間の先延ばしでしかありません。
過去に遡って投資期間を増やせればいいですが、それは無理な話です。
ですので、投資期間を増やして資産増加を加速するというのも現実的ではないでしょう。
インデックス投資の入金力を高めるためには?
これまでの内容でインデックス投資は入金力がすべてというのが分かったかと思います。
では、入金力を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?
やれることは以下の2つしかありません。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
当たり前のことですが、この2つしかないのです。
ただ、これだけではあまりにも身も蓋もないので、僕の実践している「支出を減らす」「収入を増やす」取り組みを紹介しておきます。
支出を減らす
支出を減らす方法としてやったことは以下の2つだけです。
- 家計の可視化
- 固定費の見直し
家計の可視化
見直すべき出費を選定するために、まずは家計の可視化を行いました。
小まめに家計簿を付けるというのが苦手なので、僕はマネーフォーワードMEを使っていますが、可視化の手段はなんでも良いです。
ポイントは、金額の大きい出費をあぶりだせるように家計の可視化を行うことです。
ちなみにマネーフォーワードMEであれば、下のチャートのような感じで家計を可視化をしてくれるので、大きい出費が一発でわかります。
無料でも使えるので、「家計簿をつけるのが苦手……」という方は、ぜひ使ってみることをおすすめします。
固定費の見直し
大きい出費が分かれば、あとは出費の見直しをするだけです。
僕の場合、大きい出費は全部固定費だったので、固定費の見直しを行いました。
結果、家賃、通信料、電気代などを見直して、5万円弱の支出を減らすことができました。
5万円削減できれば、毎月の入金力がグッと増えますので、インデックス投資での資産形成を加速することができます。
なお、人生における6大固定費は「通信費」「光熱費」「保険」「家」「車」「税金」とされているので、まずはこの6つをしっかりチェックしてみてください。
収入を増やす
収入を増やすこととして実施したのは以下の4つです。
- 転職活動を行う
- 本業収入を上げる
- 副業を行う
- ポイ活をする
転職活動を行う
転職活動は、実際に転職するしないに関わらず有用です。
というのも、自分の働き方や仕事の成果に見合った給与を得られているか、自分自身の市場価値がどの程度のものかを判断できるためです。
僕の場合は、結果として今の職場が自分の働き方に対して適正な報酬であると思えたので、転職することはありませんでしたが、転職の相場感を知ることは「今の仕事の成果を適切にアピールすること」にもつながったので良い経験でした。
今後も自分の市場価値を判断するために、転職市場のウォッチは続けていく予定です。
本業収入を上げる
個人的には本業収入を上げるというのが一番重要です。
SNSを見ていると、本業を蔑ろにして副業収入を上げることばかりがフォーカスされますが、入金力という点では本業収入を捨てるわけにはいきません。
資格を取ったり、成果をしっかり出したりすることで少しでも本業収入を上げてください。
世の中には「資格を取っても、5,000円しか給料増えないから意味ない」とか言う方もいますが、意味ないなんてことはありません。
5,000円増やせれば年間6万円増えるわけで、若いうちに取れば、その後数十年間は収入が増えます。
生涯年収で言えば6万円×30年=180万円ぐらいの影響があるわけで、それを捨てるのはもったいないです。
少なくとも副業で180万円を稼ぐよりは遥かに楽なはずです。
副業を行う
ブログやプログラミング、動画制作などの副業も収入を上げる方法の1つです。
本業を頑張ってそれでも余裕がある場合は副業にも取り組んでみましょう。
僕は書くのが好きなのでブログをやりつつ、ときどきソフト制作を受注してますが、自分の得意や好きを売りにするのがおすすめです。
ポイ活をする
他の3つとは方向性が違いますが、ポイ活も良いです。
普段の買い物を「クレジットカード」や「QR決済」に移行するだけでも、結構なポイントが貯まります。
例えば、僕の場合は極力PayPayで支払うようにしているのですが、これまでで50万弱のポイントを貯めました。
また、ポイ活サイトも利用してポイントの二重取りなどを行っています。
使っているポイ活サイトは「QuickPoint」と「モッピー」の2つです。この2つはPayPayポイントへの交換ができるためです。
「QuickPoint」であれば下記リンクから登録していただければ、最大1万円相当が当たるスクラッチが2枚プレゼントされるので、ぜひ活用してみてください。公式サイトから普通に申し込むとスクラッチは1枚だけです。
\ 最大1万円相当が当たるスクラッチ2枚プレゼント /
「モッピー」についても下記リンクから登録して、かつ入会後のミッションクリアで2000ポイント貰えるのでよかったらどうぞ。
招待コード:6tfPA168 (スマホアプリから登録する場合はコードを入力する必要があります)
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まとめ|インデックス投資が入金力勝負である3つの理由【入金力を上げる方法も紹介】
今回はインデックス投資における入金力の重要性について話をしました。
以下は記事のまとめです。
- インデックス投資が入金力勝負である2つの理由
- 適切なインデックスファンドの利回りは大差なく、ファンド選びでは差がつかないため
- 投資期間は増やせないため
- インデックス投資の入金力を高めるための活動も必要
- 支出を減らす
- 家計の可視化
- 固定費の見直し
- 収入を増やす
- 転職活動を行う
- 本業収入を上げる
- 副業を行う
- ポイ活をする
- 支出を減らす
インデックス投資はリスクを抑えている分、1年で10倍みたいな爆発的なリターンも期待できません。
ですので、資産を効率よく増やすには、できるだけ早いタイミングで入金力を上げていき複利で転がしていく必要があります。
もし収入を期待できないのであれば、ポイ活のようなノーリスクでお金を貰えるサービスもあるので、うまく活用していくのがGoodです。
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