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ネット証券とは?メリットやデメリットを解説【総合証券との違い】

株式投資
この記事は約10分で読めます。
  • ネット証券がおすすめって聞いたけど、どういう特徴があるんだろう?
  • ネット証券と総合証券の違いって何?
  • どこのネット証券がおすすめ?

この記事ではこのような疑問を解決します。

株や投資信託を始めるとなると、やらないといけないことの一つに証券口座の開設があります。

ただ、証券口座はネット証券と総合証券で開くことができ、どっちで開いたらいいんだろうと悩む方も多いです。

そこで本記事では、ネット証券と総合証券の違いを解説し、ネット証券の特徴をまとめていきます。

最後におすすめのネット証券についても提示してますので、メリデメなんてどうでもいいという方は読み飛ばして最後までスキップしてください。

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ネット証券とは

ネット証券とは、読んで字のごとく「ネットで取引を行える証券会社」のことを指します。

インターネットの普及に伴って、急速に台頭してきました。

2021年現在では、ネット証券で最大手のSBI証券が口座数600万を達成し、それまで大手総合証券(対面取引メインの証券会社)最大手だった野村証券を抜き去っています。

まだまだ歴史が浅い業界ではありますが、着実にその利用者数を伸ばしてきており、まだまだこれからも伸びていくことが予想されています。

ネット証券と対面型総合証券の違い

インターネットが普及する前の世代では、店舗に赴いて取引をする「対面型の証券会社」というのが一般的でした。

このような証券会社のことを一般に総合証券と呼び、野村證券や大和証券なんかが有名どころです。

一方で、ネット証券は取引をネット上で完結させます。

ですので店舗はなく、パソコンやスマホを使って取引の設定をするだけでOK。SBI証券や楽天証券なんかが有名ですね。

ネット証券と総合証券には以下のような違いがあります。

ネット証券と総合証券の違い
  • 実店舗がある or ない
  • 顧客に営業担当者が付く or 付かないか
  • コンサルティングを受けられる or 受けられない

ネット証券と総合証券の違い①|実店舗がある or ない

ネット証券は基本的に店舗を持っていませんが、総合証券は店舗を持っており窓口でのやり取りが可能です。

店舗がある方が良さそうにも思えますが、店舗があると人件費や店舗管理費などが掛かってきて、それが株式や投資信託の買付手数料を値上げする要因になってしまいます。

ですので、店舗がある方が利便性は高いかもですが、必ずしも利用者にとって良いかは微妙なところです。

ネット証券と総合証券の違い②|顧客に営業担当者が付く or 付かないか

ネット証券では、顧客に営業担当者がつくことはありませんが、総合証券では基本的に担当者が付きます。

営業担当者は基本的に窓口として、店舗への来店時の対応や電話相談、新商品の案内や運用相談など、サービスをすべて担当してくれます。

ネット証券も電話相談ぐらいはできますが、専用の担当者ではなくコールセンターのオペレーターですし、きめ細やかなサービスは期待できません。

ただ、当然ながら、総合証券のコストが上がる要因にはなります。

ネット証券と総合証券の違い③|コンサルティングを受けられる or 受けられない

ネット証券では、すべて自己判断で取引を行う必要がありますが、総合商研ではコンサルティングを受けることが可能です。

コンサルティングでは、各銘柄のデータ解析やおすすめ銘柄の紹介など色んなアドバイスをもらうことができるので、投資判断できないという方には重宝する部分もあるはずです。

ただ、当然ながら、これも総合証券のコストが上がる要因にはなります。

ネット証券のメリット・デメリット

特徴が分かったところで、次はネット証券のメリット・デメリットを見ていきましょう。

以下に総合商研のメリット・デメリットを比較しながらまとめました。( ※メリットは青字デメリットは赤字で示しています。 )

ネット証券総合証券
売買手数料安い全体的に高い
注文可能時間いつでも可能(実際の売買は9時~15時)窓口の営業時間
コンサルティングなしあり
外国株取扱数・SBI証券、楽天証券、マネックス証券のみが取り扱いあり
・基本的にほぼすべての外国株を扱える
・大和証券はある程度取り扱いあり
・野村証券、SMBC日興証券は主要銘柄に限定
投資信託取扱数ほぼすべての投資信託を選択可能扱っている投資信託数は限られる
投資情報の開示・検索機能や投資情報ツールは充実(アプリなどもあり)
・能動的に投資情報を入手しに行かなければならない
・ツール含めて豊富(ただし、ネット証券ほどではないことがほとんど)
・アナリスト分析や自社作成レポートを貰える
・担当のアナリストから受動的に情報を得られる
IPOの扱い・個人投資家向けの配分が多い
・完全平等抽選のネット証券が多い

・ネット証券よってはIPO取扱件数が少ない
・機関投資家向けの配分が多い
・主幹事案件や取扱件数が多い
※メリットは青字、デメリットは赤字で示しています。

ネット証券のメリット①|売買手数料が安い

ネット証券は店舗や窓口の人件費にコストを掛けない分、売買手数料が安いです。

大まかな値にはなりますが、総合証券だと取引代金の1~2%程度が売買手数料として証券会社に支払う必要があります。つまり、100万円取引すれば1~2万円が手数料として必要です。

一方でネット証券であれば、売買手数料は取引代金の0.05~0.15%程度です。つまり、100万円の取引で500円~1500円で済みます。

しかも、ネット証券では、1日の約定金額の合計額に対して手数料がかかるプランも用意されていることが多いです。

その場合、例えばSBI証券であれば、1日の取引額が100万円以内であれば無料に設定しているので、売買手数料無しでの取引も可能になります。

また、投資信託に限って言えば、ネット証券の取り扱う投資信託の売買手数料は無料が主流となっており、総合証券と比べてかなり低コスト化が進んでいます。

ネット証券のメリット②|いつでも取引可能

総合口座は店舗の窓口や電話で取引を行う必要があります。そのため、基本的に窓口が空いている時間しか取引はできません。

一方でネット証券なら、スマホやPCで簡単にいつでも取引ができます。

さらにネット証券では、PTSサービスを用いることで会社から帰ったでも夜の11時まで取引を行うことができます。

ネット証券のメリット③|外国株の取り扱いが多い

証券会社にも拠りますが、ネット証券は外国株の取り扱い数が多いです。

そのため、昔は外国株投資をするならネット証券一択でした。

ただ、最近だと総合証券でも有名どころの銘柄は基本的に買えます。

新興国の小型株などを狙わない限りはよほど不便はしないと思います。

ネット証券のメリット④|投資信託の取り扱い数が多い

ネット証券は一般に投資信託の取り扱い数が多いです。

例えば、ネット証券最大手のSBI証券は2600本の投資信託を取り扱っているのに対して、総合証券最大手の野村証券は800本の取り扱いです。

選択肢が多ければ良い投資ができるというわけではないですが、無いよりはあった方がいいです。

特にノーロード投資信託(=購入手数料が無料の投資信託)の充実度は確認したいところ。

ネット証券のメリット⑤|検索機能やアプリが充実

ネット証券は検索機能やアプリに力を入れているところが多いです。

窓口の手厚いサービスができない分、私たちが銘柄を調べやすいようにしてくれているわけです。

最近は総合証券もアプリを出してますが、使い勝手はまだまだネット証券には追い付いていない印象です。

ネット証券のメリット⑥|個人投資家向けのIPO配分が多く、抽選が平等

IPOの個人投資家向けの配分が多く、抽選が平等であるのもネット証券のメリットです。

総合証券だと機関投資家の方が配分が多い傾向にあります。

ただし、後述のデメリットで触れますが、ネット証券はそもそもとしてIPO自体の取り扱い件数が少ないので、トータルで見ればIPOの当たりやすさは総合証券と変わらないとも言われています。

IPOとは

Initial Public Offeringの略語で、「新規公開株」や「新規上場株式」と呼ばれます。新しく上場する際に投資家たちに株式を買う権利が抽選で配布されます。権利をゲットできれば、上場する前に株を手に入れられるわけですが、上場日の株価は結構な確率で高値を付けることが多いので、IPO株投資は人気が高いです。

ネット証券のデメリット①|コンサルティングは受けられない

続いてはデメリットですが、ネット証券だとコンサルティングは受けられません。

個人的には”投資というのは自己判断でやるもの”なので、コンサルティングが受けられないことはデメリットではありませんが、人によってはデメリットかもですので挙げています。

ただ、証券会社のコンサルティングでは「証券会社にとって都合の良い銘柄(=証券会社が儲かる銘柄)を進めてくることもある」ので注意してください。

コンサルティングと言えば聞こえはいいですが、要は営業活動です。彼らも慈善事業でアドバイスをしているわけではないということは留意しておきましょう。

ネット証券のデメリット②|投資情報は能動的に取得する必要あり

ネット証券の場合、投資情報は自分で能動的に取得する必要があります。

当たり前ですが、自分で検索して情報を拾ってこない限りは何も情報は入ってこないです。

一方、総合証券であればコンサルティングや窓口で話をすれば、それなりに情報を得ることができます。(情報の真偽は別ですが……)

ネット証券は、自発的に動ける投資家でなければ持てあましてしまうこともあるわけです。

ネット証券のデメリット③|ネット証券によってはIPO取り扱い件数が少ない

ネット証券によってはIPO取り扱い件数が少ないです。

取り扱い件数が少ないと、その分IPOの当選確率が下がってしまうのでIPO投資をしたい方にとってはデメリットです。

ただし、SBI証券や楽天証券など、最近は総合証券と遜色ないぐらいに取り扱っている証券会社も増えたので、ネット証券を選べば気にする必要はないかもしれません。

ネット証券が向いている人

メリット・デメリットを踏まえてネット証券、総合証券が向いている人を整理してみました。

迷っている人はぜひ参考にしてください。

ネット証券が向いている人
総合証券が向いている人
  • コストを抑えたい人
  • 夜にも取引がしたい人
  • 場所を問わず取引したい人
  • 外国株投資を積極的にしたい人
  • 投資信託を積み立てたい人
  • 自己判断で投資できる人
  • IPO投資をしたい人
  • コンサルティングを受けたい人
  • 情報を集める手間を掛けたくない人
  • アナリスト分析など独自レポートを読みたい人

おすすめのネット証券

おすすめのネット証券を紹介します。

正直、有名どころであればどこでもOKですが、強いていえば以下の3つが良いです。実際、僕も以下の3つの口座を持っています。

  • SBI証券 … ネット証券最大手。扱っている商品も多く、SBI証券の口座を持っておけば全てカバーできます。長年使ってますが、他の証券会社ができてSBIはできないというような話はきいたことがないです(ただ、個人的にサイトがちょっと見づらい。。。)。また、為替手数料が安いので、外国株ならSBIだと思います。
  • 楽天証券 … 楽天ポイントを使って投資するなら楽天証券一択。楽天スーパースクリーニングという銘柄検索機能が使いやすくて良いです。サイトもアプリも使いやすいので、初心者ならまずは楽天証券という選択肢はありです。また、楽天カードを使って投資信託を買える(=ポイントがたまる)ので、カード持ってて投資信託したいなら楽天証券一択です。
  • マネックス証券 … 米国株取り扱い銘柄数が多く、ツールも使いやすいです。特筆すべきは、アナリストレポートの充実度で、個人的に一番わかりやすく詳しく解説してくれるのがマネックス証券です。楽天やSBIと比べると若干手数料が高めの設定ですが、レポートのレベルの高さを考えると全然高くないです。

投資というのは情報戦です。良い情報をタイムリーに得られるのが大事です。

口座を持っておけばその証券会社の解説動画や経済レポートが無料で見れるので、情報収集源として複数口座を持っておくと戦いやすいです。

まとめ|ネット証券とは?メリットやデメリットを解説【総合証券との違い】

ネット証券はインターネットをうまく活用したサービスで、ネット証券が普及したことで投資へのハードルが劇的に下がりました。

そのほかにも銘柄分析ツール、トレードアプリ、PTSやポイント還元など、たくさんのメリットがあります。

正直、ネット証券なしに投資を続けていくのは難しい時代になってきたので、これまで総合証券の窓口でやり取りしてきたという人も、一つぐらいは口座を持っておくのがおすすめです。

ぜひ、今回紹介した証券会社などを選択肢として検討してみてください。

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