株を始めたいけど、何から始めればいいかわからない…。
そもそも、株ってどうやって買うんだ??
この記事では、このような疑問を解決します。
株式投資が初めての方は、どうやって株を買ったらいいのかわからないかと思います。
なんとなくやり方が分かってても、お金のことだし、失敗したくないという想いもあって、躊躇してしまう人は多い。
ただ、わからないから不安になってしまっているだけで、そんなに難しいものではありません。
そこで本記事では「株の取引きの流れ」について分かりやすく解説しました。
口座開設から売買方法まで大枠を解説しているので、この記事を読めば株取引の一連の動きを理解することができますよ。
- 株を売買する2つの方法
- 株の取引きの流れ
株を売買する2つの方法【ネット取引と対面取引】
株はスーパーやコンビニで買うのではなく、証券会社を通して売買することになります。
やり方は2種類あり、1つは証券会社の営業担当者に電話や窓口で口頭注文する「対面取引」。
もう1つはインターネット上で売買する「ネット取引」です。
この両方を実施できる証券会社もあれば、実店舗がなくネット取引だけを行うネット証券もあります。
それぞれのメリット、デメリットを以下にまとめました。
現在は、ネット取引が個人投資家の間では主流となっているので、この記事ではネット証券の開設方法について説明していきます。
株の売買の流れ:口座開設から取引開始までの大まかな流れ
口座開設から取引注文までの大まかな流れは以下です。
- ネットで口座開設の申し込み
- 資金を口座へ入金する
- 購入する株(銘柄)を選ぶ
- 買いの注文を出す
- 売買が成立した後は?
作業時間的には、30分もかからないかと思います。
ただ、書類を受け取るまでの待ち時間もあるので、それも含めると1週間ぐらいは最短でもかかります。
すぐに株式投資を始めたい方は、今すぐ手続きを進めましょう。
では、それぞれのやり方について見ていきます。
株の売買の流れSTEP1:ネット証券で口座開設の申し込み
ではまずは証券会社で口座を開設しましょう!
株式投資をする場合、株式を売買するための資金を入れる口座をつくらなければなりません。
銀行口座と同じで証券会社の口座開設は無料でできます。
どの証券会社を選ぶか?
どの証券会社がいいかは好みの部分もありますが、ここでは『SBI証券』『楽天証券』をオススメしておきます。
というのも、とりあえず開設しておいて損はない2社だからです。
詳細は下記の記事を読んでいただくのがいいかと思いますが、どちらも初心者にうってつけの証券会社ですよ。
>>SBI証券を徹底レビュー!メリット・デメリットを解説【初心者おすすめの安定感】
>>楽天証券
ちなみに口座開設に必要な書類は公式ページから申請することで郵送されてきます。
実店舗に直接もらいに行ってもいいですが、どの証券会社も郵送で申請書類を送ってくれるので、わざわざ行く手間を掛けずに郵送してもらいましょう!
(1日でも早く申請したい場合は実店舗にもらいに行くでもいいかもしれません)
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とにかく申し込みをしよう
では、必要な書類の申し込みを行いましょう。
ここでは、「楽天証券」を例に説明していきます。
トップページに「口座開設はこちら」のように書かれているので、それをクリックして必要事項を入力していきましょう。
このとき入力する必要がある項目は、勤務先情報や出入金先の金融機関などです。
本人確認書類もアップロードできるので、このタイミングでアップロードしてしまいましょう。
もしアップロードできる環境がなくても、後日郵送もできます。
必要事項を入力して、証券会社での審査が完了すると「口座開設申込書」が5日くらいで郵送されてきます。
口座開設申込書を受けとったら、それに必要事項を記入し、本人確認書類(運転免許証や保険証など)と一緒に送り返しましょう。(Webでアップロードのパターンもあります)
返信用封筒は同封されているので、切手などの準備は不要です。
そのあと、だいたい1~2週間ぐらいで口座開設完了通知が送られてくるので、それで口座開設は完了です。
この講座開設完了通知には、取引に必要なIDやパスワード、開設した口座情報が含まれているので、なくさないように管理しましょう!
株の売買の流れSTEP2:資金を口座へ入金する
口座開設が完了したら、いよいよお待ちかねの「株取引のスタート!」と行きたいところですが、まずは口座にお金を入金しましょう。
口座開設完了通知とともに郵送されてきた口座に、あなたの銀行口座から、必要な資金を振り込みます。
個人的にはネット銀行を持っておくと、送金が家でもできるので便利かと。
入金する資金はお任せですが、ある程度まとまったお金を入れるほうが手数料も少なく済むのでおススメです。
ちなみに、株は100株単位での購入が基本なので、株価2000円の銘柄を買いたいのであれば、最低でも20万円はいれましょう。
株の売買の流れSTEP3:購入する株(銘柄)を選ぶ
ここまでくれば、ようやく株取引の開始です。
まずは買いたい銘柄を選びます。
銘柄選びの基準は人それぞれで、自分の目指す投資スタイルに適した銘柄を選ぶことが大切です。
たとえば、株の値上がり益で儲けたいなら値動きの大きい新興株を買うべきですし、配当や株主優待を楽しみたいのであれば高配当株や優待のある銘柄を選ぶべきです。
なので、ちゃんと自分のやりたい・目指す投資生活を考えて、銘柄選びをしてください。
とはいえ、ここで止まっていては株式投資生活を始められないので、ある程度銘柄選びの時間は決めておきましょう。
長くても3日ぐらいで決めましょう。
なぜなら、いくら悩んでも絶対儲かる銘柄なんてわからないので。
むしろ悩んだ時間が損失だと考えるようにしよう。
なお、「どうやって銘柄を選べばいいか分からない」という方は、「【読み方も解説】銘柄選びには決算書を必ず使おう【宝の地図】」を決算書を使った銘柄選びを解説してるので合わせて読んでください。
株の売買の流れSTEP4:買いの注文を出す
買いたい銘柄が決まったら、証券会社の取引画面にログインして、買い注文を出します。
注文は、購入したい銘柄の買付ページに行き、購入株数、注文方法を入力して行います。
注文方法は、大きく分けて指値、成り行き、逆指値の注文方法があります。
- 指値注文:”〇〇円以下で買います”と値段を指定して注文すること。低すぎる値段を指定すると全然売買が成立しない。
- 成り行き注文:”値段は気にしないで買う”注文のこと。必ず買えるが、割高になることもしばしば。
- 逆指値注文:指定した価格より株価が高くなったら買って、安くなったら売る注文。指値を上下に入れておくイメージ。
上にまとめたように、指値注文は「○○円以下で買う」、成り行き注文は「値段を気にせず成り行きで買う」、逆指値は「〇〇円になったら買って、□□円になったら売る」という方法です。
成り行き注文の場合は、割高で買ってしまう恐れがあるので、株の値動きが読めない初心者は指値注文にしておきましょう。
また、逆指値注文もOKかと思います。
逆指値注文は、指値注文の上位互換で、値下がりした時の損切りラインを設定するので、損失を小さくすることができます
ただ、どれくらい値幅で動いているのかわからないうちは、指値の方がいいです。
色々な注文方法はあるけど、基本は指値と逆指値でOKだよ。
成り行き注文は、業績悪化とかで暴落が見えてるなど何としてでも売り切りたいときぐらいしか使わないかな。
もし、注文方法に不安が残る方は、「デモトレード」で練習してみるのも良いかもです。
お金もかからないし、失敗しても何のダメージもありません。
僕も株式投資を始めてすぐは「トレダビ」のようなデモトレードを使って練習しました。
実際の東証株式データを利用しているので、遅延はあるもののほぼ本番と同じレベルでトレード経験を積むことができますよ。
株の売買の流れSTEP5:売買が成立した後は?
ほしい銘柄の売買が無事に成立した後は、ちゃんと値動きをウォッチして売り注文をだす準備をしましょう。
値上がり時の売り判断は、短期投資か長期投資かでも変わるので一概には言えませんが、短期投資なら5%以上あがったら売りを考え始めます。(5%以下だと手数料の割高感が出てきます)
長期投資の場合なら、10%以上ぐらいを目安にすることが多いです。
というのも、ある程度伸びると株価は下落する傾向にあるためです。30%以上伸びたら黄色信号と思っておいてください。
ポイントは、値上がり益をある程度確保できそうなら、あまり欲張りすぎず売り注文を出してしまうことです。
なお、売りの場合も買い注文と同じで、指値注文と成り行き注文があります。
売りも基本は指値注文(〇〇円以上で売り)良いかと思いますが、成り行き注文をすることも多いです。
というのも、指値にすると中々買い手がつかないこともあり、早く売ってしまいたいときは、成り行き注文をするわけですね。
ちなみに、売り注文が成立しなかった場合は、取引失敗として資金は口座に戻されることになります。
買ってから売るまでが株取引だから、最後まで気を抜かないように。
まとめ:【初心者向け】株の取引きの流れについて解説【口座開設から売買方法】
今回は、株の取引きについて一連の流れを解説いたしました。
- ネットで口座開設の申し込み
- 資金を口座へ入金する
- 購入する株(銘柄)を選ぶ
- 買いの注文を出す
- 売買が成立した後は?
株式投資の流れは上の通りですが、まずは口座を開設しないことには何も始まりません。
口座開設するだけなら無料なので、この記事をここまで読んだのであれば、さっさと申請してしまいましょう。
銘柄選びや注文の仕方などは、申請書類を待つ間に十分できます。
株を始めるのを悩んでるこの時間にも投資チャンスを逃していて、損をしていると思ってくださいね。
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