株を始めたけど失敗してしまった……。
もう失敗したくないから、どんな失敗談があるのか知りたい。
こんなお悩みを解決します。
今回は、僕の失敗体験の紹介です。
投資を長くやってる人と話をすると、必ず失敗した経験があり、例によって僕自身も何度も大損した経験があります。
しかし、投資の失敗は、先人たちの失敗経験を知っていれば回避できることもあり、今回は体験談という形で知ってもらおうと思い、この記事を書いています。
ですので、この記事では「ユウシオの失敗体験」と「得られた教訓」について、解説していきます。
本記事を読んでいただけば、僕と同じミスはしないはずなので、大損しなくても済むかもしれませんよ。
- 僕(ユウシオ)の失敗体験談
- 経験から得られた一つの教訓
ユウシオの簡単な経歴
僕は今は会社でエンジニアとして働きながら大学で研究しつつ投資もしてるような、いわゆる兼業投資家です。
投資自体は大学入ってすぐにはじめており、途中のブランクを挟みつつもそれなりにやってきています。
始めは株式投資から入り、投資信託、FX、ゴールド、ETFなど一通りの投資はやってきました。
なので、専業投資家ほどではないですが、それなりに経験や知識は持っていると自負しています。
今回は、そんな僕が初心者の頃に失敗した投資信託のお話です。
失敗体験「投資信託でマイナス30万円」
投資サークルに対面型証券をオススメされる
僕は投資をはじめて2年ぐらいのころから投資信託を始めました。
株式投資でそれなりに資金も増え始めていたので、新しい投資を始めたいなぁと思っていたんですね。
当時は、スマホがそこまで普及してなかったこともあって、ネット証券と対面型証券でどっちがいいかなぁという具合でした。
とはいえ、大学に入って買ったPCもあったので、手始めにネット証券に登録して投資信託を始めていました。
そんな中、ある時にサークルの友達づてで投資サークルをされている方と飲みに行くタイミングがあったんです。
古い話なので話した内容はうろ覚えですが、「初めのうちは投資信託は窓口でやった方がいい」というお話をされていたんですね。
理由としては、初心者がポートフォリオをいきなり組むのは無理だから。
今なら窓口で投資信託を組むなんてことはしませんが、初心者だった僕は真に受けて窓口へと口座開設しに行ってしまったのです。
窓口でオススメの商品を買う
窓口で口座を開設した後は、専属の担当者がついてあれこれ教えてくれました。
そこで、オススメの商品についても紹介してくれたんですね。
知識のなかった僕は「まんまとおススメの金融商品を買ってしまった」のです。
しかし、その商品は今考えるとかなりの地雷でした。
- 手数料がかなり高い商品だったため
- 高値掴みの商品で、値下がりしてしまったため
最終的に、1年後ぐらいに売却したのですが、マイナス30万円ほどの大損を出してしまいました。
得られた教訓「証券会社の営業マンの話は話半分くらいに聞く」
よくある勘違いなのですが、証券会社の営業マンは投資のプロではありません。
より正確には、「株や投資信託を販売するプロ」なのです。
彼らの仕事は金融商品を買ってもらい、その手数料で稼ぐことであり、あなたを稼がせることではないのです。
もし営業マンの言う通りに売買するとどうなるか?
2018年の3月に発表された金融庁のレポートでは、 国内29の銀行で投資信託を買った個人客の46%がマイナスの運用結果になったということでした。
YouTubeとかブログで投資信託してる人はかなりの確率で勝てるって言ってるのに……。
このデータからわかることは、営業マンの話の通りに投資をすると、半分くらいは損してしまうということ。
上でも書きましたが、営業マンは手数料や信託報酬の高い商品を買って欲しい訳で、必ずしも私たちが投資で勝つこととは一致しないのです。
失敗しないために最低限これだけは押さえよう
ここまで投資信託の失敗談をお話ししてきましたが、投資信託は基本を押さえればかなり勝率を上げられる投資手法です。
そこで、ここからは投資信託の運用で押さえておきたい最低限のポイントを解説していきます。
- 一括で購入しない
- 手数料や信託報酬を低くする
一括で購入しない
資金が潤沢にあったとしても、一括でまとめて購入するのは避けましょう。
というのも、投資信託のような長期で運用するのが前提の商品は、積立で買付タイミングを分散することにメリットがあるためです。
この買付タイミングをずらして投資リスクを下げる手法を「ドルコスト平均法」と言います。
ドルコスト平均法では、定期的に一定額を買い付けることで、買い付け金額の平均値を下げます。
手数料や信託報酬を低くする
投資信託を運用するには基本的にコストが発生します。
株式の場合、購入時と売却時に売買手数料のコストがかかりますが、投資信託の場合には以下のようなコストがかかります。
購入手数料
購入手数料は投資信託や証券会社によって異なります。
ノーロードと呼ばれる手数料が無料のものもありますが、証券会社の窓口購入の場合はほぼ100%手数料が必要と思ってもらってOKです。
信託報酬
信託報酬は、保有している限りずっとかかる費用で、運用の管理費として証券会社や銀行に支払います。
投資信託を保有しているだけでかかる費用なので、なるべく低く抑えたいコストです。
信託報酬を抑えるにはどうすればいいんだ?
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類のファンドがあります。
詳細はここでは触れませんが、インデックスファンドとアクティブファンドでは運用方法が異なり、インデックスファンドの方が基本的に信託報酬は低く設定されています。
ですので、インデックスファンド一択です。
しかし、窓口でオススメされる商品の多くはアクティブファンドで運用されている商品なので、注意しましょう。
まとめ
今回は、「僕の失敗体験談」と失敗体験からわかる「投資信託のポイント」について紹介させていただきました。
投資信託は以下のようなポイントを最低限押さえて運用しましょう。
- 一括で購入しない
- 手数料や信託報酬を低くする
今となっては馬鹿馬鹿しいミスですが、当時の僕にはこの失敗を回避することが出来ませんでした。
この記事を読まれた方は、同じミスを犯さないように気を付けて投資ライフを楽しんでくださいね!
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