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インカムゲインとキャピタルゲインの違いを解説【あなたはどっち派?】

資産運用の基礎
この記事は約9分で読めます。
  • インカムゲインとキャピタルゲインの違いってなに?
  • インカムゲインとキャピタルゲインに分類される投資商品は何があるの?
  • インカムゲインとキャピタルゲインのそれぞれのメリットは?

この記事では上記のような疑問にお答えします。

投資を始めるとよく聞く「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」という言葉。

資産運用において、利益を得る手段は上記の2つにわけることができます。

本当によく出てくる言葉なので、ちゃんと理解しておかないと投資そのものへの理解が遅れてしまうかもしれません。

そこで、この記事では「インカムゲインとキャピタルゲインの違い」「それぞれの投資商品と優位性」について解説していきます。

記事を読めば、 「インカムゲインとキャピタルゲイン 」についてしっかり理解することができます。

記事の内容
  • インカムゲインとキャピタルゲインの違い
  • インカムゲインとキャピタルゲインに分類される投資商品
  • インカムゲインとキャピタルゲインのそれぞれの優位性

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資産運用で利益を得る2つの方法

資産運用において、利益を得る方法は大きく分けて2つの方法があります。

資産運用で利益を得る方法
  • インカムゲイン(売買差益、値上がり益)
  • キャピタルゲイン(配当収入)

ちなみに両方に共通する「ゲイン(gain)」という言葉は、英語で「利益、もうけ」という意味があります。

この2つの「利益を得る方法」を理解しておかないと、資産運用の際の戦略がぶれてしまったりするのでしっかり理解していきましょう。

インカムゲインとは

インカムゲイン(income gain)とは、株式や債券を保有することで得られる収入のことです。

インカム(income)は、定期的に得られる所得を意味します。ベーシックインカムとか聞いたことありますよね?

私たちは普通に会社で働くと、給料という形でお金を定期的に受け取ることができますが、それと同じで、株式や債券を保有するという仕事をした結果、インカムゲインという給料を貰っているといったイメージです。

インカムゲインの特徴

一般にインカムゲインは、投資元本が減りづらい特徴があり、安定性が高いことが多いです。

そのため、不労所得としてインカムゲインによる利益の確保を狙う人も多いです。例えば、高配当株による配当収入がメジャーどころですね。

ただし、低リスクである分リターンは小さいです。投資元本が多くなければ、得られる利益は少額であることは理解しておきましょう。

金融商品にもよりますが、年利換算で0.001~5%程度だと思っていただくのがよいかと思います。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲイン(capital gain)とは、投資商品の価格変動によって得られる利益のことです。

たとえば、ある金融商品を1万円で買って、3万円で売れば2万円の利益を得ることが出来ますよね。

この利益がキャピタルゲインに該当します。

キャピタルゲインの特徴

キャピタルゲインはインカムゲインと比べて安定性が低いものの、大きな利益を出しやすい傾向にあります。よくあるキャピタルゲインの例としては「株式の値上がり益」があります。

たとえば、とあるA社の株を1000円で100株買ったとします。

その後、株価が値上がりして2000円になったときに売ると、利益はいくらになるか考えてみると以下のような計算式で表されます。

(2000円×100株)-(1000円×100株)=10万円

テンバガー株(株価が10倍になった銘柄のこと)なら100万の利益ですし、1000株以上買っていたら数百万単位で儲かる訳ですから夢がありますよね。

このようにキャピタルゲインはインカムゲインと比べて、大きい利益が得られる可能性が高いです。

一方で、大きな損失を出す可能性のある金融商品が多いので注意です。

ちなみに、資産の売買により損失が発生することを「キャピタルロス」と言います。

インカムゲインとキャピタルゲインの金融商品

ここからは、数多くある金融商品がインカムゲインとキャピタルゲインのどちらに分類されるのかを見ていきましょう。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • FX
  • 銀行預金
  • 不動産投資
  • ソーシャルレンディング

株式投資

株式投資は、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の両方の稼ぎ方があります。

株式投資におけるキャピタルゲインは「株式を安く買って、高く売る」といった利益の出し方になります。

安く買って高く売れば、その差額分が利益になるわけですね。

一方で株式投資におけるインカムゲインは「配当金」が該当します。

配当金は株式を保有することで保有金額に応じた額を受けられるので、副収入を得るために高配当株を狙って買う人も多いです。

とはいえ、株式投資はチャートを見ながら株を売買するキャピタルゲインをイメージされる方が多いのではないでしょうか?

テレビなんかで紹介される株式トレーダーは大体キャピタルゲインで成功している方ですし……。

ただ、これには理由があって、キャピタルゲインで得られる収益の方が大きく、どうしてもそちらが視聴者受けが良いためかと思います。

ですが、配当金や株主優待によるインカムゲインも捨てがたいのが株式投資。

基本はキャピタルゲインを狙っていくけど、インカムゲインでも安定的に稼ぎたいなんて人には一番オススメじゃないかと個人的には思います。

なお、株式投資については以下の記事で解説しているので良かったら参考にしてください。

>>【初心者向け】そもそも株とは?株価はどうやって決まる?【株の基本】

投資信託

投資信託は、インカムゲインとキャピタルゲインの両方に分類されます。

インカムゲインでは「運用益を分配金として還元」して、キャピタルゲインでは「投資信託自体を売買する」ことで利益を出します。

ただ、最近は分配金のない投資信託も多いので注意が必要です。

少額でも始められるのが大きな魅力ですが、積極的に値上がり益を狙える商品ではないので、短期間で爆発的な利益は出せないのがデメリットです。

また、売買手数料以外にも信託報酬や信託財産留保額といったコストがかかるため、株式投資と比べると若干ですが割高感を感じる人もいるようです。(個人的にはそんなことないですが…)

ただ、最近ではインデックス型の投資信託の中には売買手数料が無料なんてのもあるので、コストが低めの投資信託を選べばOKです。

安定的に長期で運用して、ローリスクで利益を積み上げたい方には最適の投資手法です。

投資信託の仕組みについては以下の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。

>>投資信託とは?その仕組みとメリットやデメリットを初心者向けに解説

FX

FXも株式投資と同様に、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を持ち合わせた投資手法です。

FXのキャピタルゲインは、為替の売買の差額によって得られる利益です。

買いと売りでポジションを持ち、値上がりすれば売却、値下がりすれば買い戻しをして儲けます。

ニュースなんかで「円ドル相場が……」なんて話を聞くかと思いますが、その為替相場の価格変動を利用しているわけです。

一方で、FXのインカムゲインとは、保有通貨に付与されるスワップポイントで得られる利益のことです。

スワップポイントは、2国間の金利差から得られる利益のことで、日本のような低金利通貨を売って、豪ドル(オーストラリアドル)のような高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができます。

FXは(個人的に)少し難易度が高いですが、短期間でも利益を出しやすく、資金効率の良い投資手法で、ここ数年でかなり市民権を得たのではないかと思います。

「少額投資でもがっつり儲けたい!」って人には一番オススメの投資手法です。

FXの仕組みは以下の記事で解説しているので、よかったら参考にしてください。

>>【図解】FXの仕組みをわかりやすく解説!【初心者でも簡単にわかります】

銀行預金

ちょっと番外編感はありますが、銀行預金も立派な資産運用なので解説しておきます。

(近年はかなり薄利ですが、)預金によって得られる利子は、インカムゲインに分類されます。

一般に元本割れせず、安全性は極めて高いと言えるでしょう。

しかし実のところ、インフレリスクに弱いといった弱点があります。

つまり、インフレで物価が上昇した場合、預金していても額面は変わらないため実質的に価値が目減りする、というリスクが潜んでいるわけです。

(株式資産ならある程度インフレに準じて株価も変動するので、このリスクを抑えられます)

この辺りについては、貯蓄(銀行預金)と資産運用(株や投資信託)という観点で以下の記事で詳しく解説しています。こちらも合わせて読むのがおすすめです。

>>【初心者必見】なぜ資産運用が必要なのか?理解しておくべき必要性や危険性を解説

不動産投資

不動産投資はインカムゲインとキャピタルゲインに分類されます。

インカムゲインでは物件を誰かに貸し付けて、家賃として収入を得るわけです。

初期投資としての物件購入費や運営維持費がかかったり税金の負担があるため、きちんと収支を計算したうえで、将来的にどれくらいの利益になるかをしっかりと把握するのが大事です。

また、物件を売買することで得られる利益はキャピタルゲインになります。

古い言い方をすれば「土地転がし」をしているような人が、不動産のキャピタルゲインで利益を得ているケースに当たります。

不動産物件がそもそもとして大きな金額が動く商品なので、キャピタルゲインでの利益額は大きくなりやすいですが、短期間での不動産売買は税制面でも非常に不利になります。

ただ、日本の物件というのは米国などとは異なり、時間経過に伴って価値が目減りしていく傾向にあります。そういった背景もあって、僕自身は不動産投資のキャピタルゲインというのは些か懐疑的ではあります。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい会社」と「お金を運用して増やしたい人」をマッチングするサービスで、最近のトレンド的手法です。

ソーシャルレンディングでは、投資家がソーシャルレンディング会社に登録している事業者に投資し、事業者が得た利益から利息として投資家に分配します。もうお分かりかと思いますが、この分配金はインカムゲインになります。

ソーシャルレンディングの場合、モノを売り買いしないので、基本的にキャピタルゲインはありません。

インカムゲインとキャピタルゲイン、どちらが有利なのか?

結論から言うと、どちらが有利というのはありません。投資・資産運用の目的からどちらを選ぶかを決めるべきです。

あくまでも傾向ではありますが、短期間で一攫千金的に稼ぐにはキャピタルゲイン、定期的にコツコツと稼ぐにはインカムゲインと思っておけばよいでしょう。

ちなみに僕のおすすめはインカムゲインとキャピタルゲインの合わせ技です。

世間的にはインカムゲインだけ(たとえば、高配当株だけ)をおすすめされる方もいるのですが、正直インカムゲインだけというのは「ちょっとつまらない」というのが本音です。

というのも、基本放置するだけになってしまうためです。

とはいえ、キャピタルゲインだけを狙うとハイリスクな金融商品が多いですから、安定性と高リターンのいいとこどりをするためにもインカムゲインとキャピタルゲインの合わせ技がオススメというわけです。

まとめ

今回は、インカムゲインとキャピタルゲインについて解説していきました。

インカムゲインとキャピタルゲインの考えは、投資における基礎中の基礎です。

投資の本やサイトを見ていてもこの言葉はよく出てくるかと思うので、きちんと理解しておきましょう。

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