上記のようなことに対する回答を本記事では説明します。
「投資はなんとなく怖い」というイメージを持っていませんか?
テレビやネットでも株やFXで破産した人などが紹介されていたりしていて、僕自身株やFXをはじめるまでは投資に対して怖いイメージを持っていました。
しかし、投資は全く怖いものではありません。
それどころか、投資を始めることで得られるメリットは、人生を豊かにしてくれると思っています。
この記事では投資への怖いイメージを払拭すべく、なぜ投資が怖くないかを解説していきます。
記事を読めば、投資の魅力が理解できるかと思います。
なぜ投資は怖いのか?
そもそもなぜ投資は怖いイメージがあるのでしょうか?
主に以下のような誤解を抱いているのが原因かと思います。
僕自身、借金とかのリスクが高くて、自己破産とかしてしまうイメージを持ってました。
ただ、これは投資のことを理解していないことからくる恐ろしさで、投資を始めてからはこの悪いイメージはすべてなくなりました。
ここからは投資への正しい知識を紹介することで、投資の怖いイメージをなくしていきます。
投資の誤った理解を解消する
では、先ほど投資に対する誤解について、考えていきましょう。
リスクが高いという誤解
投資はリスクが高いと考える人は多いです。実際、金融商品によってはハイリスクなものはあります。
ただ、すべての商品が株式に代表されるようにハイリスクというわけではありません。投資信託や債券のような比較的低リスクな投資商品も沢山あります。
また、資産運用におけるリスクは、分散投資や適切なアセットアロケーションの設定によって、ある程度コントロールすることができます。
低リスクな金融商品の選択においても、分散投資やアセットアロケーションによる制御においても、投資家が主体となってリスクを抑えることができます。
であるならば、リスクはそれほど恐れる必要はないというのが僕の意見です。
分散投資とは、色んな業種、業界、国の銘柄に投資したり、投資タイミングをずらしたりすることで、リスクを分散する投資手法です。
例えば、1つの企業に資金のすべてを投資してしまうと、その企業の業績が悪化したりすると、大損害が出てしまいます。しかし、10の企業に分けておけば損失も10分の1で済みます。このような投資を分散投資と呼びます。
簡単に言えば資産配分のことです。アセットとは「資産」、アロケーションとは「配分」を意味します。株式や債券、金や不動産といった資産種別のまとまりごとに、どれぐらいの割合で資産を振り分けるかがアセットアロケーションの意味するところです。
詐欺に合う可能性があるという誤解
可能性はゼロではないので、正しくは誤解というわけではありませんが、詐欺に合うというのは注意すれば回避できることです。
ですので、必要以上に恐れる必要はありません。
基本的に詐欺に合うようなパターンというのは決まっていて、以下のどれかです。
逆に言えば、上記のような行動をとらなければ詐欺に合うことはまずありません。
まず、よくわからない・理解できない金融商品を買うのはやめましょう。これだけでもかなり回避で来ます。
また、人が勧めたものを買うのも止めてください。本当に勧めてくれている場合もありますが、その真偽は判断のしようがないですし、そもそもとして金融商品は人に勧められて買うものではありません。
よく言われるフレーズですが、「投資は自己責任」です。買うということは自分で尻ぬぐいをするということです。
上記のことさえ徹底すれば、まず詐欺には合いません。詐欺師も財布の紐のきつい人にはアタックしませんから、詐欺に合うリスクも軽減できるでしょう。
破産してしまう可能性があるという誤解
破産してしまうというのも、結構な誤解が含まれていると思います。
というのも、現物での投資をしている限りは破産というのは基本的に起こりえません。
投資で破産するようなケースは以下のような場合のみです。
どのケースにも共通しているのが、何かしら借金をして投資しているということです。
レバレッジや信用取引と言えば聞こえはいいですが、要は預けたお金(証拠金)を担保にお金を借りてるだけです。
利息がつかない分、消費者金融で借りるよりはいいですが本質は同じです。
逆に言えば、現物取引(つまり、本当に持ってるお金だけでやり取り)する限りは基本的に借金になるようなリスクはありません。
ですので、借金をしてしまうというのも自身の投資のやり方でコントロールできる範疇であり、恐れる必要はないのです。
投資というのは基本は余剰資金で為されるべきであることをしっかり理解しておいてください。
具体的にどうすれば投資の危険性を排除できるか?
これまでの誤解を踏まえたうえで、投資の危険性の排除の仕方を考えましょう。危険性さえ排除できれば、投資への恐れというのはなくなってくるはずです。
主に以下の点にさえ注意すれば、詐欺に合ったり破産したりということは防げます。
なお、適切なアセットアロケーションの決定と分散投資の実施については、多少の知識が必要です。
詳細については長くなるので別記事で解説しますので、そちらを参照ください。
アセットアロケーションの決定方法については以下の記事で解説しています。
分散投資の実施を深く知りたい方は以下記事を読んでください。
投資をしないことが安全なわけでもない
今回のような話をすると「投資なんてしなければ危険性もない」という意見を貰ったりもしますが、かならずしも投資をしないことが安全というわけではないので注意です。
なぜなら、経済はインフレしているためです。
現在、世界的に物価は上昇し続けており、銀行に預けたお金は額面では変わらないものの、その価値は目減りし続けています。
最近、「昔と比べて同じ金額で買えるものの量が減ったなぁ」とか感じませんか?
例えば、お菓子とか。物は同じなのに値段だけ上がっていたり、内容量は減ってるのに値段が据え置きとかないですか?
もちろん、物価があがってもそれ以上に給料が増えていればやり繰りは可能ですが、現実はそうもいきません。
少なくとも預金の価値というのは減少する一方です。
ですが、そんな経済インフレに対する有効策が投資なのです。
例えば、株式投資は企業の業績に合わせて株価が変動します。当然、日本の経済が伸びていると、日本企業の業績も伸びるので、株価も上昇します。
このとき株を買っていれば、物価が上がっても同じように資産も増えるので、インフレについていくことができますよね?
だからこそ、僕は投資をオススメしますし、投資をしないこと、つまり預金が安全なわけではないと断言しているわけです。
このあたりについて、もっと詳しく知りたい方は以下の記事で解説しているので、良かったら参考にしてください。
>>【初心者向け】なぜ資産運用が必要なのか?理解しておくべき必要性や危険性を解説
まとめ|「投資は怖い」というのは誤解【絶対に守るべきリスクへの対策】
今回は投資が怖いという誤解を解くために、対策等を交えて話をしていきました。
以下は記事のおさらいです。
個人的な考えになりますが、投資の多くの危険性は投資家自身でコントロールすることが可能です。
ですので、危険性があるからと投資を避けるばかりではなく、一度知識をつけてみるのがおすすめです。
特に、僕を含めて若い世代は、年金や社会保障といった制度が手薄になる可能性が示唆されています。
そんな中で、ただ漫然と仕事をしていても課題は解決しません。
投資がすべてを解決するわけではありませんが、一部の課題を解決するだけの可能性は秘めていると思います。
もしまだ投資を始めていないという方がいらっしゃれば、ぜひこの機会に投資というものを考えてもらえればと思います。
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